土地を購入して注文住宅を新築して引渡しを受けるまで
お金はどのタイミングでいくらぐらいの支払いが発生するんだろう?
こういう疑問を持っている方が多いのではないでしょうか。
今回のYouTubeはこのお金の流れを詳しく説明していきます。
土地購入して注文住宅を建築する場合
ローンの申し込みをしてローンが実行されるのは家が完成した後です。
それまでに土地の代金の支払いや家の着工金、中間金などが発生します。
これらの流れを表にしました。
今回は土地2000万円、建物3000万円の合計5000万円
自己資金500万円で住宅ローンが4500万円の計画の場合での資金の流れです。
土地と建物の手付金で現金500万円を支払います。
手付金は価格の10%以内が目安になります。しかし、現金が少ない場合は建築会社に相談して金額を下げてもらえますので相談してみてください。
次に土地の残代金の支払い(土地決済)が契約後2か月以内に発生します。
このケースでは1800万円が必要です。
住宅ローンは家の完成時に実行されますので、土地の残金の支払いは別のローンで用意します。
このローンのことをつなぎ融資といいます。
つなぎ融資を実行させるためには申込をして契約した後に実行となりますので
土地の契約後すぐに住宅ローンと同時につなぎ融資の申込もします。
その後「金銭消費貸借契約」を締結した後につなぎ融資の実行ができますので、土地の決済までにローンの作業がとてもタイトになってきます。
住宅ローンの本申込には建物の契約書も必要となりますので、土地だけ契約して建物はゆっくり考えるということはローンを利用する場合は難しくなりますので土地と建物はセットで検討することが必要となってきます。
そして、建物の支払いは着工時と上棟(棟上げ)時と完成時の3回に分けて支払うケースが多いです。
この中間金についてもつなぎ融資で対応します。
つなぎ融資は住宅ローンの実行時に一括で返済しますので月々の返済はありません。しかし、つないだ期間分の金利が発生します。
ということはつなぎ融資の期間が短い方が金利負担が少なくて済みますから、土地決済したら着工して完成までの期間を短くする工夫が必要となります。
お金の支払いスケジュールをしっかり理解したうえで土地の契約や建物の契約をすれば突然支払期日に追われて焦って決めることが少なくなります。
後悔しない家づくりをするには重要ですからしっかり確認しておきましょう。
それでは今回のYouTubeをご覧ください。