横須賀にて地鎮祭「奉献」とは

住宅建築コーディネーターの竹内です。

横須賀市にて土地から購入して注文住宅を計画中のTさま。

間取りや設備の仕様も決まり、いよいよ着工という段階に入りました。

本日は、着工前の地鎮祭を敷地にて執り行いました。

地元「久里浜天神社」の女性の神主さんに執り行っていただきました。

地鎮祭(じちんさい)とは

「とこしずめのまつり」とも読み、建築工事に際して、 工事が安全かつ順調に進行すること、また完成後の建物に 問題が生じないことを祈願し、行われる祭儀です。 その土地の神さまや、建築の神さま、氏神さまを、お祀(まつ)りし、 建築主の健康、繁栄発展を祈ります。

地鎮祭では神様に海の幸、山の幸、野の幸などと一緒に一升瓶のお酒をお供えします。

このお酒にのし紙を付けますが、ここに書かれるのが「奉献」(ほうけん)です。

よく私たちが耳にするのは「奉納」(ほうのう)ですよね。

何が違うのでしょうか?

奉献と奉納の違いとは

「奉献」とは、神仏のほか、上に立つ人に献上し奉る事をいいます。

「奉納」とは、日頃の感謝の念を込めて神仏に納める事をいいます。

奉献には酒などの物的なものが対象となります。神仏に何かをお願いする・願いが叶ったお礼をするといった、自分の幸せや願いに関することが目的です。

献上するという意味が強く自主的というより、言われたために行うときに使いますので、地鎮祭や上棟祭といった際には「奉献」となります。

奉納とは神仏を楽しませ、鎮めるために、社寺に物品を供えたり、芸能・競技などを行なったりすることとなります。

神に見せるための舞なども奉納ですので物品に限りません。

奉納品は一度神仏に捧げられたのち人間に下りて来る物であって自分に返って来る事を暗に示しているそうです。

私の場合はTさまにお祝いとして差し上げたいので「御祝い」としています。

「奉献」としてしまうと神社に献上することになるので、神主さんが持って帰ってしまうことがあります。。。

さあ、地鎮祭も無事に終わり、いよいよ着工ですね。

私も完工が楽しみです!

本日はTさまおめでとうございます!

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